毎日の生活は常に変化します


by kurononanona

ひな祭り

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9年ほど前に 50代の弟さんを癌で亡くした知人がいました
空き家だったこの家で、2人しんみりとひな祭りのお菓子を食べながら弟さんの話をしました
活発なスポーツマンでした
外科医でしたが 悪性のグリオーマにかかってしまったのです

彼女が
「ひな祭りの頃って寒いのよね
今年は特に寒く感じる
弟が亡くなり これで父母を看取ったら
わたしの実家はなくなってしまうわ」

彼女は数年後にご両親の介護のために実家を処分し
亡き弟さん家族とも相続で複雑な関係となり
性格も変わっていきました

私がこの家に住むことになった時に
「貴女はいいわね、お兄さん達も元気で
相続争いもなくて」と言われました

そんな風に思うものなのかな
それなりに紆余曲折あっての今だし
古いぼろ家です
その頃 まだ母は施設にいて
これからいくら介護費がかかるかわからない時でした

別に喧嘩したわけでもなく
環境が激変して
疎遠になっていきました

ひな祭りの頃になると
ふと彼女を思い出します

弟さんがなくなった2月
我が家の茶室で黒楽の茶碗が
お煎餅が割れるように手の中で崩れました
拭いていた生徒さんは大慌てでした
前のホームページにもそのことは書いた覚えがあります

とっさに
貴女のせいではないのよ
お知らせだと思うと生徒さんを慰めました

ひな祭りのころ
今晩も少し冷えますね


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# by kurononanona | 2017-03-03 20:15 | Comments(2)

元気かな

私がHPやmixiを始めた時
もう15年以上前かな
小学、中学、高校と仲良かった友人Sにいつか出会えないかなという期待がありました
彼女を知る 今は市議会議員をしている人や
同級生でしたよと連絡くれる方とお話しすることはできましたが
彼女はやはり行方不明のままでした

高校は別になりましたが
中学は山手線の渋谷で待ち合わせて毎日通いました
今もホームも階段も当時のままなので
時々 この場所で待ち合わせたなと思い出しています
兄の結婚式で彼女はバイオリンを私がピアノで
愛の讃歌を合奏しました
彼女は毎日Jr.オーケストラのコンサートマスターをしていまして、時々定例会によんでもらいました
大事な1人娘でした
お父さんの単身赴任先に遊びに行ったり
旅行も高校時代にしました
お母さんは当時設立されて間もない
国際基督教大学にSを入れたいとはっきりおっしゃっていました
大学進学が近くなった時、彼女の高校が新宿にあり、彼女は西口広場で毎週開かれるベ平連の活動にのめり込んでいきました
何を話しても聴く耳を持たず、話すことが辛くなってきて 疎遠になりました
新宿駅焼き討ち事件で逮捕された人と獄中結婚し、高校の名簿にも住所は不明となっていると、
偶然同窓生だった夫の友人が調べてくれました

ただ一度
私はずっと前に大事な機会をのがしているのです
それは
大学を卒業し、就職した夏 、料飲税の書類を届けるようにいわれ、料飲税事務所の玄関で彼女にばったり会っているのです
たしか千代田区役所の管轄だったと思います
ニックネームでポンプ??!と声をかけると
彼女はびっくりして 私を見つめました

互いに勤務中
話す余裕はありません
携帯もない時代です
彼女は もう結婚してるのよ、のん!結婚なんか早くしちゃダメだよ
苦労ばかりだよと化粧っ気もない あの頃のままの顔で苦笑いしていました
5年近く会っていませんでしたから
いま、何をしてるの?と聞くと
区役所に勤めてると答えてくれました
私は書類を早く届けねばならず
彼女も何処の区役所から事務所に来たようでした
なんと馬鹿な 私達はまたね、と、別れてしまったのです

その後 川崎市にある自宅に電話をしましたが、
お母様らしき方が電話にでて
うちには Sという娘はおりません、と言われ
切られてしまいました
勘当されたようでした

台湾から引き揚げてからの結婚で、たしか40近くで産まれた娘ですとおっしゃってました
電話をした時が63くらい
その後連絡するご実家もなくなっていました

ポンプ きっと元気だよね
歌舞伎がすきで
演目から台詞を全部覚えていて
しらざーいってきかせやしょー
と 先代の辰之助の真似を教室でしたり
音楽ならなんでも好きで
私達ミーハーがグループサウンズをみに
アシベやドラムス 、日劇に通っているころ、
和田アキ子が川崎のジャズ喫茶からデビューしたとレコードをみせてくれました
ソウルを歌える日本人歌手なんだよと教えてくれました

ベ平連も フォークが好きで きっと音楽から出会いがあったんだと思います

生きているうちに会えるかどうかはわからないけれど
20代の貴女に一瞬会えたのは
ほんとに良かった

きっとたくましく
何処で生きていると信じています



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# by kurononanona | 2017-02-04 01:16 | Comments(2)

活躍中

寒いのが苦手
寒さは病の元と信じて疑わない
我が家は一階は床暖にしています

冬本番には
補助暖房が必要になります

エアコンを使って 朝晩対応してきました

昨年の一月から このダイソン君に活躍してもらっています
最初は洗面所の脱衣室にと用意しましたが
暖風は濡れた身体には寒いのです

そこで
書斎兼仕事部屋のテーブルの下で使うことになりました
これが快適でして

頭スッキリ
足元ポカポカ
洋風コタツ化

さて
電気代は?

エアコンフル稼働より
やや安い感じでした

もう手放せません
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# by kurononanona | 2017-02-02 10:52 | Comments(0)

帰国して話しを聞けば

娘が帰国しました
スペインバルセロナにチョイ住み旅行


今回はハネムーン
ゆっくりとスペインを旅したようです

ところが
同じ時期に
同じように
チョイ住みバルセロナを計画していた人が
わたしの身内にいたようなんです


彼らはバルセロナは再訪
60代夫婦ののんびり旅

2組のカップルは
ピカソ美術館で ばったり出会いました

ピカソ美術館の最後の部屋で
娘は日本語に気づきました
中国人が多い中、離れた場所に目を向けると

おばさん?
いや
似てる人かも?
すると、
わたしの兄もいた!

娘から声をかけると
( 美術館ですから 小声で)
もう、向こうもびっくり
おばさんは抱きついて
事情がわからぬ婿さんは
しばし 沈黙
兄は
へぇ!え!の繰り返し
互いの旅の経過を話し
挨拶して別れたらしいのですが

数分後、ミュージアムショップにおばが探しにきて

いたいた!写真だけでも撮りましょうよとなりました
それくらい びっくりして 慌てて別れたんですね
じゃ
ランチでもしない?となり

数時間後ZARAの店前で待ち合わせ
ピンチョスの店に入り、2時間もおしゃべりしたそうです

3月に式に来てくれる兄夫婦ですが
2人のことはよーくリサーチ済みになりました

こんなこと
あるんですね
数多い観光地
大きな美術館でバッタリとは
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# by kurononanona | 2017-01-30 08:28 | Comments(2)

のびしろ

わたしは結婚して
家事が苦手なことを知りました

3人の子を育てた母は子供に家事を頼むことなく
黙々と働いていたのでした
鈍いというか 利発でない私は
全く母の苦労を思いやるようなよい子ではありませんでした
そもそも男兄弟と同じように育ちましたから
母も仕事が忙しくなり、私が高校ぐらいになると
掃除と夕食を頼めるお手伝いさんを雇っていました
家事より好きなことをしていなさい
そんな家風でした

結婚して、まず先にもっと苦手なことがありました

それは
女友達とのお付き合い
友人との付き合いではなく
いわゆる 女として 建前が先なお付き合い

主婦となり
母として付き合いが始まると
なんか
憂鬱な日々が何年も続きました
どうしても
付き合いは
都内に住む 高校時代の友人、大学の友人となっていきました

そんな中
料理や掃除が得意な人に出会う機会もありました
夜 キッチンを磨き上げ
翌朝 テーブルや流しがピカッと光るのが
何よりの嬉しい瞬間だとか言うのです

ただただコンプレックスを持って
ごちゃごちゃした自宅に帰っては
ため息をついたものでした
ま、ホコリで人は死なないくらいの感覚で
中年期の家事はしのいできました

家の中に興味を持ち始めたのは
天沼寿子さんという アンティークショップの経営者のブログに出会った時からでした
茶道にもあるのですが
西洋骨董を見立てて 毎日の生活におろして使うのです
70代半ばで亡くなられてしまいましたが
和骨董と西洋食器を一緒に使う方法や
インテリアの縦横のバランスなどを知りました

そのころ、大田区に小さなアンティークショップを自転車のポタリング中に見つけ
オーナーの女性と話しをするようになりました

彼女の持論は
家の中は我儘でよいのよ
人のためじゃなくて自分の好きを優先するの
壁にランプをつけてごらんなさいよ
ピカピカ ジャラジャラ嫌いな人のことなんて
関係ないのよ
好きならつけちゃう
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それ以来 家の中は アンティーク化
決して統一感はなく
夫いわく なんか安物のオンパレードだなと
笑われますが

あんなに嫌いだった家事も
あの棚にはこの食器
あのランプにはあそこのあれを片付けて となり

人のためではなく自分の好みのための
掃除や断捨離に突き進み始めました
その店も再開発で閉店してしまい
バンカーズランプが最後の買い物になりました
オーナーさんいわく
このランプの
チョこって引っ張る紐がね好きなのよ
このランプ
ディズニーランドのアンティークの絵のショップで使われていました、少し嬉しかったです
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母が弱り 古屋に住むようになり
家族も減ったせいか
いつのまにか家事が苦手から
家事もたまには楽しいかもという考えに変わりました
多分 しっかりハウスキーピングしている方から見れば 雑然とした家事の仕方なんでしょうが

こんな年になっても
まだのびしろはあるかもしれません

運動嫌いが好きになったり
内向的な人が人が大好きになったり

何十年ぶりかに古い知人に会うと
この人こんな性格だったかな?と思うことありませんか?

もしかすると
その人も 若い時とは違う 考え方や生き方に
変わってきたのかもしれません



嫌いとか
やだとか
そういった感情をなるべく減らして
自分ののびしろがまだある状況にしておけたらよいなーと思います


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# by kurononanona | 2017-01-27 09:44 | Comments(2)