ささいなことを楽しみに
2011年 06月 07日
息子が小学校の時
まわりに畑がいっぱいある家に住んでいました
夏休みの宿題に へちま作りを決め
庭いっぱいに へちまを育てました
もう いいよ っていうくらい ひょうたんができて← ひょうたん と へちまを育てたのでした
それを腐らせて 中のへちまを たたいたり 煮たりして
大変な思いをして 提出をしました
緑のカーテンまで作る気もなく
そんなことを思い出して
5月のはじめに マリーゴールドと一緒に へちま とゴーヤの苗を買ってきました
もう ここまで伸びてしまい
今日はひさしの上にひもをのばしてあげました
手前がへちまで 奥が ゴーヤ
友人が
「これね・・・上ばっかり大きな葉がつくから 適当な高さで切った方がいいわよ
一度やったけれど もうやらない」と言っていました
ちょっと・・・マジッタナ
朝顔くらいにしておけばよかった 花もかわいいし 葉っぱもそんなに大きくはならない
実でもつけたら 重くて 支えも必要だし(後悔)
同居していた大祖母は 夏になると 古家の小窓の前に
必ず朝顔を植えていました
竹の支え棒を保管していて
せっせと 西の窓 南の窓に 朝顔を咲かせていました
種もちゃーんととっておくし
一緒にいた時は あら~また 私の家の窓の前で何かしてるわ~と
水まきを手伝うわけでもなく
無関心な 情緒も何もない孫の嫁でした/././
今 思うと
明治の女性は 生活がエコでした
風呂の水がさめると 水まきをし
植栽を季節にあわせて育て
古いタオルを何十にも重ねて 勝手口の足ふきを作り
夏は一日に何度も行水をしていました
冬は真綿を首にまき 背中にもあて
レンジを使うことはなく
何でも 蒸して食べていました
80過ぎて ほんと 小さな ささいなことに喜びをみいだして
大祖母は生活していたんですね
夏の終わりごろだったかな
二階から
「のなちゃ~~~ん ちょっと ちょっと」と大きな声で私を呼びます
息子と一緒に上へあがると
鉢植えを 廊下にもってきて
「ほれ~ ほれ みなさい 月下美人 見事でしょ」と
大輪の花を見せてくれました
「一晩しか さがね~のよ よくTちゃんもみておきなさい」と息子に教えます
へぇ~と言ったのか きれい~と言ったのか
私はちゃんと 誉めただろうか?
大祖母は夜は天井の蛍光灯はつけずに 卓上の勉強用のライトを使っていました(孫がつかったもの)
ポツンとついたランプの下で
大祖母は いつまでも月下美人をほれぼれと眺めていました
まわりに畑がいっぱいある家に住んでいました
夏休みの宿題に へちま作りを決め
庭いっぱいに へちまを育てました
もう いいよ っていうくらい ひょうたんができて← ひょうたん と へちまを育てたのでした
それを腐らせて 中のへちまを たたいたり 煮たりして
大変な思いをして 提出をしました
緑のカーテンまで作る気もなく
そんなことを思い出して
5月のはじめに マリーゴールドと一緒に へちま とゴーヤの苗を買ってきました
もう ここまで伸びてしまい
今日はひさしの上にひもをのばしてあげました
手前がへちまで 奥が ゴーヤ
友人が
「これね・・・上ばっかり大きな葉がつくから 適当な高さで切った方がいいわよ
一度やったけれど もうやらない」と言っていました
ちょっと・・・マジッタナ
朝顔くらいにしておけばよかった 花もかわいいし 葉っぱもそんなに大きくはならない
実でもつけたら 重くて 支えも必要だし(後悔)
同居していた大祖母は 夏になると 古家の小窓の前に
必ず朝顔を植えていました
竹の支え棒を保管していて
せっせと 西の窓 南の窓に 朝顔を咲かせていました
種もちゃーんととっておくし
一緒にいた時は あら~また 私の家の窓の前で何かしてるわ~と
水まきを手伝うわけでもなく
無関心な 情緒も何もない孫の嫁でした/././
今 思うと
明治の女性は 生活がエコでした
風呂の水がさめると 水まきをし
植栽を季節にあわせて育て
古いタオルを何十にも重ねて 勝手口の足ふきを作り
夏は一日に何度も行水をしていました
冬は真綿を首にまき 背中にもあて
レンジを使うことはなく
何でも 蒸して食べていました
80過ぎて ほんと 小さな ささいなことに喜びをみいだして
大祖母は生活していたんですね
夏の終わりごろだったかな
二階から
「のなちゃ~~~ん ちょっと ちょっと」と大きな声で私を呼びます
息子と一緒に上へあがると
鉢植えを 廊下にもってきて
「ほれ~ ほれ みなさい 月下美人 見事でしょ」と
大輪の花を見せてくれました
「一晩しか さがね~のよ よくTちゃんもみておきなさい」と息子に教えます
へぇ~と言ったのか きれい~と言ったのか
私はちゃんと 誉めただろうか?
大祖母は夜は天井の蛍光灯はつけずに 卓上の勉強用のライトを使っていました(孫がつかったもの)
ポツンとついたランプの下で
大祖母は いつまでも月下美人をほれぼれと眺めていました
by kurononanona
| 2011-06-07 17:31
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